毎度のことですが、九州国立博物館に行ってきました。
特別展は今の時期は開催されていないので、「文化交流展示室」を覗きに行きました。
ここは展示内容はちょくちょく変わるので、新しいものに出会えるから楽しいです。
平日に行くと人も多くないですし、ゆっくり観ることができます。
入ってすぐに右手の展示は、掛軸が数点掛けられていていました。

確か左の二点は琉球の作家さんのお軸だったと思います。
さすがに琉球の絵描きさんの作者名までは存じませんでしたが、左から2点目の猫虎の図なんかは朝鮮の絵かと思わせるような絵でした。
なんでも、琉球の絵描きさんは、当時中国に留学する人もいたそうで。

掛軸の傍に展示されていたのは、樺太に住んでいたオロッコという少数民族の史料(巻物)でした。
これは以前から展示されていましたが、最近樺太関係の古写真を販売したので私のアンテナに引っ掛かりました。

19世紀のヨーロッパの扇なども展示されていました。
なんでも高貴な女性がこの扇を使っていたそうですが、扇の持ち方・使い方で貴族の男性に対していろんなサインを送っていたそうで…。面白いですね。

マリア観音像(徳化窯 明~清時代)。小ぶりですが、存在感たっぷりです。
潜伏キリシタンが密かに崇敬していたものだそうで。
重要文化財。

国宝初音の調度。徳川美術館蔵。
さすがにこれらの蒔絵の調度品はレベルが違い過ぎました。
一般的に見る蒔絵とは違いすぎるほどの精密かつ重厚さが漂うお品ばかりで、これを作った当時の人の技術レベルに驚かされます。
寛永16年(1639年)の製造だそうですよ…。国宝はやっぱりすごい。
それにしたら状態が良すぎるので、もしかしたら、手を加えてあるのかな?とも思いました。
その他、平清盛の請文なども展示してありました。
あとは、個人的に景徳鎮の三彩花瓶なども見ごたえがありました。
