川瀬巴水の図録(山梨県立美術館1990年)を覗いてみました。
掲載されていた数十点の作品の中で自分の中で好きな構図を3点だけ選んでみました。

東京二十景。芝増上寺 1925(大正14)
雪景色にお寺を背景にして、着物の女性が傘を差して歩く姿に何となく情緒を感じました。

東京二十景。明石町の雨後 1928(昭和3)
雨上がりにワンコが海を眺める姿がなんか好きで。

単独作品(昭和初期)埼玉県野上町 1946(昭和21)
こういった日本の穏やかな原風景を観るだけで何か癒される感じがします。
全体的に川瀬巴水さんの作品は眺めるだけで、心が落ち着く気がしますね。
正直どの作品も甲乙つけがたいぐらいで、いつか所有したくもありますが、やっぱり管理も難しいでしょうから、いつか美術館にでも行ってじっくり眺められたらなと思います。
