今日は午前中は業者の競り市で、午後からはお電話頂いた福岡県春日市のお客様のお宅で買取しました。
↑西川虎次郎の書
ご依頼頂いた方も「なかなか地元で掛軸を買い取りするところが見つからなくて困っていた」と仰っていました。
買取させて頂いた書の掛軸の中に、福岡出身の軍人「西川虎次郎」の掛軸がありました。
以下は、今日の業者の競り市で買い付けたものです。
↑肉筆浮世絵
江戸中期から後期ぐらいに描かれた肉筆の浮世絵を買い付けしました。
この掛軸は絵も面白いですが、更に面白いのが布(きれ)です。
龍の絵が施されています。なかなかここまで細工されたものは見かけないので購入しました。
なかなか手が凝っていますね。
その当時の時代の雰囲気まで伝わってきます。
↑鈴木百年 扇面
それから幕末から明治時代に活躍した「鈴木百年」の扇面・老松図も買い付けしました。なかなか渋くて味わい深い水墨画の掛軸です。
自宅に掛けたいと思うくらいいい出来ですが、あくまで商売で仕入れたものなので、販売します(笑)
今日のお客様もおっしゃっていましたが、「掛軸よーわからん」という方でも、安心してご依頼いただければと思います。