先日、北九州の門司港レトロ辺りを散策してきました。
この辺りは、歴史を感じる古い建物が立ち並び、雰囲気の良い街並みですね。
暑くなければ、もっと外でゆっくり海でも眺めたいのですが…(笑)
近年の暑さは外での行動に制限をかけてしまいますね。
旧大連航路上屋中に入ると、その当時の船の模型などが沢山展示されていました。奥には映画好きの松永さんという方が集めた映画資料を展示するスペースがありました。古いポスターを目当てに入りましたが、比較的新しいものが多い印象でした。古い映写機は見ものでしたね。
関門海峡ミュージアムの1Fにある昭和レトロの展示物も覗いてきました。自分は仕事がら普段からそういうものを見慣れているので、大きな感動はなかったですが、一般の方には観る価値あるかもしれないですね。
むしろ通路に置かれていた、路面電車が良かったです。
それから、出光美術館にも寄りました。
1階には出光興産創業者の出光佐三さんの略歴などを展示するスペースがありました。
何か展示物の中に、出光さんが最初の方に教わった教授の言葉があり、うる覚えですが、「これからは儲けも大事だが社会貢献が大事だ」というようなことが書いてあり、それを教わってずっと守り続けられた方だったんだなって思いました。
2階には書画や陶磁器類の展示。
伊藤若冲の「鳥獣花木図屏風」や日本、中国や朝鮮などの絵画などが展示されていました。
富岡鉄斎の絵もあったかな。
しかし若冲は今風に言うとちょっとヤバい人ですね…(笑)凄すぎるという意味で。
出光佐三さんがお好きだったという、仙厓さんの書画の展示はこの時は展示はありませんでした。
焼き物はあんまり自分はわからないですが、景徳鎮の綺麗な壺なども展示してありました。
3階は、中国の紀元前の青銅器類が展示物。こちらも凄かった。紀元前のものとは到底思えないものでした。
全体的には量は少なくても内容はぎっしり詰まっている印象でした。
門司港ふらり旅は案外楽しかったです。