書籍 秋月

福岡の秋月の歴史を紐解く本『秋月を往く』

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秋月に掛軸のお店を開いて4ヶ月余り。

車でお店に向かう道すがら、いつも思うことは『秋月はのんびりした良いところだな~』ということ。

とにかく秋月の景観の素晴らしさは言うことなしです。

筑前の小京都と呼ばれるだけあって、町並みにも風情があります。

 

それにしても、掛軸を専門で扱うものとして、秋月藩の御用絵師であった『斉藤秋圃』さんのことはある程度学びはしたものの、秋月に関する知識はほとんど皆無に等しい状況でした。

 

そこで、今回手に取った本は、『筑前城下町 秋月を往く』(田代量美著)という本です。

 

この本は、うちのお店に来られたお客さんが小脇に抱えて持っておられた本です。

 

正直なところ、『自分も秋月にいる限りは、もう少しこの土地のことや出来事について知らないといけないな』と感じたのがきっかけで、今回購入して読んでみました。

著者は秋月に生まれ、秋月郷土館館長などを歴任された方です。

本書には、日本書紀に書かれた古処山麓の秋月地方の歴史から、天台宗の開祖・最澄が古処山の霊木で薬師如来像を掘った話、秋月氏400年の興隆の話、秋月キリシタンのこと、黒田氏(長興)の入部、黒田長舒の藩政、稽古館、原古処、緒方春朔の種痘の話、眼鏡橋の成り立ち、幕末の秋月などの様子、秋月党の乱等が事細かく書かれています。

 

正直、一度読んだだけでは、頭にすべてを叩き込むのは難しいですが、秋月の歴史の変遷を知るのには大変有益な本です。

秋月に住んでいる方、ゆかりのある方、観光に来られる方なら、読んで損はない本ですよ。

この本を読むことで、秋月の見方が随分変わることは間違いないですね。

個人的には、掛軸を扱う中で、秋月に縁のある方々の書画を注意して見つけてみたいなと思いました。

ご参考まで。

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